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2006年4月

2006年4月28日 (金)

あさみなみ散策マップ(祇園・山本ルート)が完成!

 安佐南区が「まちめぐり憩いの空間づくり事業」の一環として作成している「あさみなみ散策マップ」祇園・山本ルートがこのたび完成し、今週火曜日ころから安佐南区内の区役所・出張所・公民館・スポーツセンター・区民文化センターなどで配布されています。

 この散策マップ作成にあたっては、保勝会も関わりを持ち協力をしました。
 7月に行われた現地調査には、保勝会の川本・稲田両副会長、幹事の古川氏が参加し、区政振興課の人達と炎天下の中、山本の名所・旧跡を1日かけて確認して回りました。その後のルート検討では、火山公園の整備計画や鹿が谷でのホタル復活の取り組みなどを説明し、ぜひマップに盛り込むようにと訴えてきました。

 こうしてできあがったマップには、火山公園やホタル保護活動が掲載され、それぞれのポイントへの道順が分かり易く写真やイラスト入りで示されています。
 マップの原稿作成が12月ということで、今や山本の新名所となった火山公園の「やぐら」が載っていないのが残念ですが、これは時期的な問題なのでしかたがありません。

 このマップを片手に、武田山や山本の町の魅力を多くの人に楽しんでいただきたいと思います。
 地元の山本小学校では、6年生児童145名が、さっそくこのマップを活用して5月2日(火)に武田山周辺の史跡をめぐる学習を計画しており、保勝会も子ども達の道案内や史跡の説明のお手伝いをすることになっています。

 まちめぐり憩いの空間づくり事業の詳細はこちらをご覧ください

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2006年4月23日 (日)

『原爆献水』をご存じですか(1)

 今、被爆体験の継承が課題となっています。
 広島市内の小学生の5割が原爆投下の日時や時間を正確に答えられないことが先日報じられています。

 4月19日付け中国新聞地域ニュースはこちらです

 また、火山公園に植樹した被爆桜の兄弟、白島九軒町の白潮公園の被爆桜が折り取られるという心ない事件も起こっています。

 4月4日付け中国新聞地域ニュースはこちらです

 人のあまり通らない山道は3ヶ月も放っておくと草に埋もれ、数年もしないうちに道の痕跡もわからなくなってしまいます。以前より多くの人が訪れるようになった武田山の主要な登山道でさえも、夏場の笹刈り、落ち葉で埋まった水切りの清掃、猪が掘り返した道の補修など定期的、継続的なメンテナンスを欠かすことはできません。
 昨年3月に30年ぶりに保勝会が活動を再開したのも、現在の幹事会の中心メンバーである68~69歳の人達が、「自分たちが今行動を起こさないと、山の歴史、山の暮らしを伝える者が誰もいなくなってしまう」との危機感があったからです。被爆体験継承に無関心でいられないのは広島市民としてだけでなく、里山整備の活動をすすめている者として危機感、使命感に共通するものがあるからなのです。

 そこで、皆さんにぜひ知って頂きたいのが、『原爆献水(げんばくけんすい)』という活動です。
 8月6日の朝、平和記念式典の前に市内近郊16ヶ所から集められた水が遺族や地区の代表者の手で平和公園の慰霊碑前に捧げられます。採水地には、由緒ある名水や山の湧き水や清冽な沢水が選ばれています。
 昭和49年(1974年)から、広島市主催で行われるようになった原爆献水は、宇根利枝(うね・としえ)さんという女性がたった一人ではじめられた活動です。ご自身も爆心地から2.7キロの比治山で被爆された宇根さんは、昭和30年に好きな山歩きの最中、偶然に己斐(こい)の滝の観音(たきのかんのん)に出会ったことから献水を始められ、現在も水を入れたカートを引いて120カ所の慰霊碑に水を供え続けておられます。
 
 平和な日常があるからこそ、山の自然を考え守っていくことができます。山の環境を守っていくことが、原爆で亡くなった人への慰霊を続け、平和について考えることにつながるこの原爆献水の活動を、武田山の周辺の子ども達にもぜひ伝えていきたいと思います。

 宇根さんの被爆体験は、ヒロシマの心を伝える会のホームページに手記や音声ライブラリーとして掲載されています。滝の観音との出会いがなぜ原爆献水につながったのかがわかりますので、ぜひご覧下さい。

ヒロシマの心を伝える会のホームページはこちらです

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2006年4月18日 (火)

ひろしまケーブルテレビが取材

 中国新聞、RCCラジオに登場し、すっかり山本の名物となった火山公園の「やぐら」ですが、17日(月)にはひろしまケーブルテレビ(平成18年4月1日に広島ケーブルビジョンが広島シティケーブルテレビと合併し、社名変更。愛称はHICAT)が取材に訪れました。

 この日は、火山公園に約20名が集まりやぐらの周りに柵を作る作業を行いました。樫の木の皮を剥いで丸太にし、地面に穴を掘って杭を立て横木を取りつける様子を約1時間収録し、数名がインタビューを受けました。
 最後にやぐらのまわりに全員が集合し、「皆さん、見に来て下さい!」とPRしました。放映の日時は後日連絡が入ることになっていますので、入り次第またご報告します。

ひろしまケーブルテレビのホームページはこちらです

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2006年4月14日 (金)

行事報告会&講演会のお知らせ

 来る5月14日(日)、昨年3月の設立総会以降の保勝会の様々な活動を振り返り、ひろしま千客万来賞受賞でますます意気上がる今後の活動計画を発表する場として、行事報告会と講演会を開催します。

 日 時 平成18年5月14日(日)13時30分~
 場 所 祇園西公民館ホール
       広島市安佐南区長束六丁目10番28号
       Tel 082-875-1760
             祇園西公民館周辺の地図はこちらです

  内 容 第1部 行事報告会
        第2部 講演会
         演題 『続・考古学から見た武田山周辺の中世』(仮題)
               講師 広島大学大学院文学研究科 文学博士
              考古学研究室部教授 古瀬 清秀先生
                 古瀬清秀先生のプロフィールはこちらです

 講演は昨年の設立総会時に大好評だった古瀬先生に再び登場していただきます。前回の講演では壇上から降りて参加者に気さくに話しかけられたり、途中楽しいクイズを出されたりとあっという間に時間が経ってしまいました。
 今回は前回講演の古墳時代から銀山城が繁栄した中世の時代までのお話しをしていただく予定です。先日、幹事が打ち合わせに広島大学にお邪魔しした際に、昨年小学校の登山会の手伝いなど行ったことを報告すると、「それでは、子ども達にもわかり易い話しをしましょう」とおっしゃって下さいました。武田山に関心のある小学生~高校生の皆さんにもぜひ沢山参加してほしいと思います。

 講演会は無料ですが、会員の方は今年度の会費500円を当日集めさせていただきます。また、新規の会員も会場で受け付けますので、これを機会にぜひご加入下さい。

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2006年4月10日 (月)

春爛漫の火山公園

 9日の日曜日、火山公園に出かけてみました。公園入口の桜の巨木はまさに満開、あふれんばかりの迫力で迎えてくれます。カメラを向けていると、上から散歩のご夫婦がおりてきました。「ここから眺める桜も立派だが、上の“やぐら”からの景色も素晴らしいから行ってみなさい」と声をかけて下さいました。

 さっそくやぐらに向かいます。公園内にはまだ丸太が沢山置いてあります。やぐら本体は金属製のボルトを蔓で巻くなどして目立たないようにする作業を除き完成していますが、やぐらの建っている斜面や公園全体に杉丸太の柵をめぐらして、中世の山城の情景を再現する工程が残っているためです。
 やぐらのすぐ脇には山桜の巨木があり、こちらも花は満開で公園入口のソメイヨシノとはまた違った風情があります。やぐらに登ると枝がやぐらにかかり花を手にとって見ることもできます。

 やぐらに登るはしごには手すりを取りつけ、やぐら上の人が立つ部分にコンパネを敷いたほか、やぐら上部の外柵の内側に丸太を渡して手すりを作り、もたれかかって転落しないよう配慮にしています。史跡の再現としては正確さを欠く部分ですが致し方ありません。また、これで万全というものでもありませんので、上に登られる方は自らの責任で事故防止に努めてください。この日は黄砂の影響で視界もきかず、どんよりとした空色でしたが、淡い桜の花の色とはよくマッチしていました。

 やぐらをおりると足元にも桜の花が咲いています。昨年12月に植樹した被爆桜2世のソメイヨシノです。冬の間菰を巻き大事に育ててきた苗木は、わずか7,80センチの高さですが、けなげにも10あまりの花をつけ、その姿は原爆の廃墟から立ち上がった広島の“生命”を象徴しているかのようです。

 春爛漫。1年のうちでたった3,4日だけ見られる景色でした。今週はあいにくの雨模様で花も雨に打たれ散ってしまいそうですが、武田山の山頂館跡の山桜はまだつぼみがやっとふくらみかけた状態です。週末には天気も回復しそうなので、お弁当を持ってお花見登山はいかがでしょうか。

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2006年4月 6日 (木)

広島市長とお約束

(前回からの続き)
 30日の「第2回ひろしま千客万来賞」の授賞式には川本・稲田両副会長が出席しました。ビジターズ倍増に向けた活動として登録したもののうち、活動実績報告書の提出があった44の活動の中から、審査委員会で選ばれた21の活動が表彰されました。

 第2回ひろしま千客万来賞を受賞した活動の一覧はこちらです

 今回受賞した21の活動の種別は、
   祭り・イベント (10)  街並み散策(3)  国際交流(2)
   音楽・芸能(1)  体験・学習(1)  山歩き(1)  その他(3)

に大別され、里山をフィールドにした活動では唯一の受賞だったのはちょっと自慢です。
 また、武田山の登山道の道標整備などの活動を続けている祇園まちづくりプランプロジェクトも「祇園坊柿による町おこし事業」で祇園町商工会と連名で受賞され、武田山界隈の賑わいがより一層増すことが期待されます。

 活動再開から1年でこのような賞をいただき、今後の活動に向けて幹事一同大きな励みになりました。里山の活動の場所を提供して下さった火山生産森林組合の皆様をはじめ、会員の皆様、登山会等の行事へ参加してくださった皆様、地域の皆様のご支援とご協力の賜物です。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 最後に授賞式当日のエピソードを一つ報告します。
表彰状を受け取った際に、川本副会長が秋葉市長に語りかけました。
「市長、武田山へぜひ登りに来て下さい」
秋葉市長は、「はい、はい」と応えられたれたそうです。

 登山会の際にはご案内をいたしますので、ぜひおいで下さい。男と男の約束ですよ。

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