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2006年5月

2006年5月29日 (月)

ホタルが舞い始めました

 昨年12月10日、東山本川の新堤(しんづつみ)上流に放流したホタルの幼虫が(関連記事はこちらから)成虫となり舞い始めました。冬場何回かの激しい降雨の影響で川の流量を調節するために築いていた堰が切れ、幼虫が流れてしまったのではないかと心配していた時期もありましたが、5月初旬にはサナギになるために幼虫が川岸に上陸する姿が確認されました。上陸した幼虫も光を発するため川岸のあちこちが淡く光るのです。

 上陸してから成虫になるまでおよそ1ヶ月かかるということでしたから、成虫の姿を見られるのは6月に入ってからと思っていましたが、昨日の日曜日、放流地の前にお住まいのKさんから「ホタルが飛んでいますよ」と、幹事の養祖さんの所へ電話をいただきました。5月の幼虫の上陸を確認した際、夜遅い時間ではありましたが、Kさん宅に声をかけ小学生のお孫さんと一緒に見ていただいており、それ以来気をつけて見てくださっていたのです。

 連絡を受け、幹事4名でさっそく出かけてみました。
 Kさんが気づいた土曜日にはもっと光が見えたそうですが、この日は3匹がモミジの木から堰堤を飛ぶ様子が観察できました。これまでの苦労が報われた瞬間です。特にホタルの幼虫の餌になるカワニナの飼育に早くから取り組んできた稲田副会長の感激はひとしおです。しばらく川土手から足が動きませんでした。
 青原広場の放流池にも確認に行ってみましたが、こちらはまだ成虫の姿は確認できませんでした。
 
 これから6月に入り最盛期を迎えることになります。どれだけ光の数が増えていくのか、非常に楽しみです。江戸時代の有名な地誌 『芸藩通志』 にある“川を隔てて合戦の体をなせり”という情景をいつかよみがえらせたいとあらためて誓い合いました。

※ホタルの観察に来られる方へお願い※
 街灯のない暗い場所です。事故等も心配ですし、ホタルが警戒しますので土手から下には降りないでください。Kさん宅をはじめ民家が近くにありますので遅い時間に大声で騒ぐなど迷惑行為はおやめください。また、現地にゴミを捨てることが絶対にないようにしてください。
 どれも当たり前のことですが念のため書かせていただきました。

 

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2006年5月16日 (火)

講演会無事終了

 5月14日の講演会は、晴天にも恵まれ172名の皆さんに参加していただき大成功でした。

 この日スタッフは、9時に祇園西公民館に集合し準備を行いました。古瀬先生をお迎えに行き、郷土史家の村岡先生らもご一緒して、火山公園のやぐらや鹿が谷のホタル放流地、青原広場などを案内しました。広島市内を見渡す絶景に古瀬先生も感心しておられました。

 講演会に先立ち行われた行事報告では液晶プロジェクターを使って昨年3月の総会の更に1年前からの準備期間を含めたこれまでの活動を報告しました。時間の関係で報告を省略した行事も沢山あるにもかかわらず、改めて「こんなに色々な事をしてきたのか」と我ながら感心しました。

 講演会は、昨年同様楽しいお話しでした。ステージに用意された演台は使われず、アリーナにおりて参加者の間近で「広島県の古代史復元-最近の考古学発掘の成果から-」と題し、広島の古墳と日本の歴史との関わりや先生が調査をされた宮島では2万年前から人が住んでいたことがわかったこと、木の年輪を利用した年代測定法、奈良時代には山本が広島の繁華街であったお話しなど2時間にわたり熱弁をふるわれました。

 会場の外には、最近保勝会で水場の整備を行った水越峠の東山本川源流の湧き水「水越名水」の試飲コーナーを設け好評を得ました。
 また、今回は参加者の皆さんへのおみやげとして、幹事の養祖正雄さんの執筆した随筆「水越峠」を配り、「昔のことが懐かしく思い出されました」とこちらも好評でした。

 講演会終了後は来賓の方にも参加していただき、「川本」で反省会を行い、遅くまで楽しく語らいました。講演会参加の皆さま、ありがとうございました。

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2006年5月13日 (土)

明日の講演会について

 いよいよ行事報告会&講演会が明日にせまりました。町内の掲示板や火山公園や登山道入口にポスターを貼ってPRしたほか、会員の皆さんには幹事が直接チラシをお配りしておりますので、ふるってご参加下さい。

■自動車での来場はご遠慮ください
 
 祇園西公民館の駐車スペースは16台分で隣の福永クリニックの駐車場数台分のスペースも貸していただくようお願いはしておりますが、公民館のホール以外の施設の利用者もおられますので車の駐車は難しいとお考えください。
 市内方面から参加される方は、広島交通バスの春日野・山本線に乗られて『山本小学校前バス停』で下車してください。

  時刻、運賃は広島交通のホームページでご確認ください
  http://www.hiroko-group.co.jp/kotsu/rosen_jikoku.htm

 可部方面から参加される方は、JR可部線の下祇園駅から徒歩約20分です。

  下祇園駅の時刻はこちらでご確認ください
  http://www.excite.co.jp/transfer/timetable/15/53-3/

Gionnishikouminkan2_1

←道順はこちらをクリックしてご確認ください

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2006年5月 6日 (土)

火山公園に“フライングヒューマノイド”出現?

 ※今回は、ミステリー、UMA(未確認生物)ファン限定でお送りします。

 5月3日13時、快晴の写真日和。「やぐら」や「やぐら」から見た広島市内の風景を撮ろうと火山公園に向かいました。いつものデジカメ(Canon IXY-40)で、色々なアングルで写真を撮って、家に引き上げてさっそくモニターでチェックをしていました。
 その中の一枚の写真の空に何かが写りこんでいます。「鳥か飛行機かな?」と思って拡大して見てみると、鳥でも飛行機でもなく、人が手足を拡げて大の字になった“やっこさん”のような姿の物体が空に浮かんでいます。

Flying_humanoid ←何はともあれ写真をご覧ください。(クリックして拡大)

 



 空に浮かぶ人型物体といえば2年前にメキシコで巡回中の警察官が襲われた「フライングヒューマノイド」事件をテレビで見たのを覚えています。これは、日本に現れたフライングヒューマノイドなのでしょうか?
 
 銀山城の十代城主 武田光和(たけだみつかず)は、生まれたときにすでに33枚の歯が生えていたと伝えられ、成長したときの身長は7尺(2.1メートル)もありきわめて大力であったそうです。祇園一丁目の旧国道の脇に今も残っている「いぼ地蔵」は別名「投石地蔵」といい、その石は光和が武田山から投げた石だと伝えられています。武田山の頂上から直線距離で約2.5キロメートル離れています。光和は天文3年3月3日、33歳の若さで亡くなりますが、亡くなった際、黒雲が空中にたなびき屋敷の上をおおい、雲の中によろいのすれ合う音、刀と刀のかち合う音、馬のくつわ金具の鳴る音がしたといわれ、その後武田山に奇怪な事がたびたび起こったといいます。

 こんな奇怪な城主がいた武田山ですから、人が空に浮かぶような現象が起こっても決して不思議ではないのかもしれません。今は里山として広く市民に親しまれている武田山ですが、昭和15年に保勝会が発足し青原にある武田一族の墓の供養を行うまでは、山に入って木を切ると必ず怪我をするとか、山の石を家に持ち帰ったら病気になったという話しが、明治・大正時代の「実話」として伝わる恐ろしい山でもあったのです。

 中国地方では、水木しげるロードにゲゲゲの鬼太郎の妖怪オブジェの並ぶ境港市や「稲生物怪録」の舞台で妖怪で町おこしを進める三次市が有名で、全国から観光客が集まっていますが、そんな不思議大好きな観光客の皆さん、ちょっと足を伸ばして武田山まで謎のフライングヒューマノイドを調査に来てもらえませんか!

 そうそう、調査に来られる際に注意を一つだけ。今の時期は火山公園のまわりに、足の長い黒い色をした蜂が沢山いるので刺されないように気をつけてくださいね。

Hiyamakouen_map ←火山公園の場所はこちらです。

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2006年5月 4日 (木)

キツネに誘われて源水探し

 写真に現れた不思議なキツネに誘われて、5月3日の夕刻、やん谷川(やんたにがわ)の源流を訪ねてみました。
 御鉢山墓苑の隣のカーブミラーの所から山道(やん谷道)に入り、大きな石がゴロゴロした道をしばらく進むと沢ぞいの開けた場所に出てきます。将来、ここまで車が入れるように道を整備して小川のせせらぎに親しめる公園として整備したい美しいロケーションです。
 そこを過ぎると道沿いに茶店のあった石垣や縦530cm 横190cm 深さ90cmの牛馬用の湯つば跡があり、さらに小さな沢をまたぎすべりやすい岩の横を上っていきます。
 湯つぼへは道を右にとって尾根を登っていきますが、目ざすやん谷川の源流へはそのまま直進して進んでいきます。途中から踏み跡はなくなり両側を岩の壁にはさまれた谷間を木をかき分けよじ登っていきます。
 
 「確かここらあたりだったかなあ?」
先日、霧の中シャッターを切った場所を稲田副会長が指し示します。写真に写ったキツネは、決して木の切り株や岩を見誤ったものではないようです。
 さらに息を切らせて登っていくと険しい斜面に石垣が積んであります。昔の炭焼き窯の跡です。その石垣の下から水が染み出しています。谷の中央にも水が流れた跡はあるのですが、雨水の流れがつけた跡で、これより上には水が染み出している所はないことから、ここがやん谷川の源流の一つに間違いありません。

 手鍬で土砂を取り除き、持ってきた塩ビのパイプを差し込んで、動物が悪戯をしないよう隙間に岩をつめてしっかりと固定すると、パイプから水が結構な勢いで飛び出してきました。手をかざすと、5月の陽気に似合わない手を刺すような冷たい水でした。さらにここから少し下がった水が染み出している2ヶ所にもパイプを取りつけ、帰途につきました。

 4~5日の間をおいてこの水を検査してみる予定です。大腸菌などが検出されず、夏場にも水が涸れないようであれば、ここから湯つぼ跡へ回る道を整備して登山ルートとして皆さんにも披露したいと考えています。
 さて、どんな結果が出るのでしょうか。楽しみにお待ちください。

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2006年5月 2日 (火)

朝霧の中にあらわれた観音様の使い

 1月の記事で“山本の落ちない岩”、受験祈願のスポットとして紹介した丸山中腹の「岩観音(いわかんのん)」を覚えていますか?
 受験の御利益があったかどうかは定かではありませんが、この岩観音をめぐる新しいルートを皆さんに報告します。

 これまで火山・武田山方面から岩観音に向かうには、春日野団地西端の大塚谷と市立大学を結ぶ峠から急に険しくなる坂道を上り詰めたところから左手に折れ、今登ってきたのと同じ距離の急坂を下っていくしか道がなく、武田山から畑峠、あるいはもっと足を伸ばして鈴が峰まで縦走する人がちょっと立ち寄るという場所にはなっていませんでした。
 昨年夏から調査を行い、峠を20m登った所で左に折れ、ほぼ水平に岩観音へ向かうルートを見つけ、先々週の21日(土)に保勝会幹事4名でこのルートの整備作業を行いました。ルートの途中、張り出した岩の上に一本の松の木がはえ、眼下に春日野団地を見おろす素晴らしい展望台もあります。ルートに近接した山中には奇岩が林立し、今祠がある岩観音だけでなくこのあたり一帯が昔は信仰の対象となっていたのではないかとも想像されます。

 21日は昼からあいにくの雨模様で、全線整備のできないまま撤退しました。翌22日には稲田副会長一人で前日の作業の続きをおこないルートを完成させましたが、その時のエピソードです。

 早朝より山に入ると前日の雨の影響か、深い霧に包まれていました。「湯つぼ跡」のあるやん谷道(やんたにどう)を入り、途中でやん谷川の源流を見ていくことにした稲田副会長は、源流と思わしき場所でカメラのシャッターを切りました。その後丸1日前日の作業の続きを行い、山から下りてフィルムを現像してみると、朝霧の中になんとキツネがこちらを向いている姿が写っていました。
 不思議なことに、カメラを向けた時にはキツネの存在にはまったく気がつかなかったそうです。朝霧の中に忽然と姿をあらわしたこのキツネ、人々に岩観音の存在を知らしめよというメッセージをたずさえた観音様のお使いのような気がしてならないのです。(もっとも、稲田副会長は「いやあ、キツネが写っとってビックリしたよ」とニコニコするだけなのですが)

 武田山からの縦走の途中にぜひ岩観音に立ち寄ってみてください。また、春日野団地にお住まいの方には、気軽な登山の環状コースとしてもお薦めです。もしかしたら、あなたの前にも観音様のお使いのキツネがあらわれるかもしれませんよ。

Iwakannon
←クリックすると拡大して表示します

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2006年5月 1日 (月)

「もりメイト」養成講座を受講してみませんか

 本日付の広島市の広報誌「市民と市政」に、森林ボランティア「もりメイト」養成講座の案内が掲載されています。

 この講座は、市民参加の森林づくりのリーダーとなる森林ボランティアの育成を目的に年7回開かれます。講座の内容は、「下刈」「間伐」「植林」「枝打ち」「里山整備」の作業を通して、森林の手入れに関する基礎知識と技術を習得するものです。

 「森林づくりのリーダー」とあるので何やら難しく厳しそうな内容を想像してしまいますが、実際には森の整備の作業のほんの入口を実地で体験してみようというもので、チェーンソーやナタなどの刃物を扱ったり足場の悪い山の斜面での作業もあるため安全への注意は欠かせませんが、年配の方や女性の方でも決して困難なものではありません。

 昨年度の講座には保勝会から幹事2名が参加し、「プロの講師の方や受講生の先輩でもある”もりメイト倶楽部Hiroshima”の方々に丁寧に指導をしてもらいました。受講生は自分の持つ荒れ放題の山を何とかしたくて参加した方、定年後の人生を充実させたいと参加した方、普段は机仕事で休日は自然の中ですごしたいと参加した方、海の環境を守るために森林整備を学びたいと参加したヨットマンと、参加動機も年齢も様々で、昼食時には課長手づくりのみそ汁をふるまってもらい、和気あいあいとした雰囲気でとても楽しかったですよ。体力的にきつい作業も確かにあるのですが、チェーンソーで木を切る間伐など、これまで体験したことのない作業には緊張感の中にもワクワクする充実感と快感が味わえました」と話しています。
 
 今年の保勝会の活動の中でも火山登山道周辺の植林などの企画を考えているところです。会員の皆さん、ふるってこの「もりメイト」養成講座に参加してみませんか。

【募集要領】

    ① 人   数   30名(応募者多数の場合は抽選)
    ② 応募資格   18歳以上
    ③ 申込方法   往復はがきに、住所、氏名、電話番号、応募動機
               を記入し、5月13日(土)(当日消印有効)までに
     ④ 申込先    〒732-0036
               広島市東区福田町字藤ヶ丸173番地
               広島市森林公園内
               「もりメイト」係まで
    ⑤ 問合せ先   (財)広島市農林水産振興センター 森づくり推進担当
               電話 082-899-1005(休日;水曜日)

 講座の日程など詳しいことはこちらをご覧ください

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