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2006年5月 2日 (火)

朝霧の中にあらわれた観音様の使い

 1月の記事で“山本の落ちない岩”、受験祈願のスポットとして紹介した丸山中腹の「岩観音(いわかんのん)」を覚えていますか?
 受験の御利益があったかどうかは定かではありませんが、この岩観音をめぐる新しいルートを皆さんに報告します。

 これまで火山・武田山方面から岩観音に向かうには、春日野団地西端の大塚谷と市立大学を結ぶ峠から急に険しくなる坂道を上り詰めたところから左手に折れ、今登ってきたのと同じ距離の急坂を下っていくしか道がなく、武田山から畑峠、あるいはもっと足を伸ばして鈴が峰まで縦走する人がちょっと立ち寄るという場所にはなっていませんでした。
 昨年夏から調査を行い、峠を20m登った所で左に折れ、ほぼ水平に岩観音へ向かうルートを見つけ、先々週の21日(土)に保勝会幹事4名でこのルートの整備作業を行いました。ルートの途中、張り出した岩の上に一本の松の木がはえ、眼下に春日野団地を見おろす素晴らしい展望台もあります。ルートに近接した山中には奇岩が林立し、今祠がある岩観音だけでなくこのあたり一帯が昔は信仰の対象となっていたのではないかとも想像されます。

 21日は昼からあいにくの雨模様で、全線整備のできないまま撤退しました。翌22日には稲田副会長一人で前日の作業の続きをおこないルートを完成させましたが、その時のエピソードです。

 早朝より山に入ると前日の雨の影響か、深い霧に包まれていました。「湯つぼ跡」のあるやん谷道(やんたにどう)を入り、途中でやん谷川の源流を見ていくことにした稲田副会長は、源流と思わしき場所でカメラのシャッターを切りました。その後丸1日前日の作業の続きを行い、山から下りてフィルムを現像してみると、朝霧の中になんとキツネがこちらを向いている姿が写っていました。
 不思議なことに、カメラを向けた時にはキツネの存在にはまったく気がつかなかったそうです。朝霧の中に忽然と姿をあらわしたこのキツネ、人々に岩観音の存在を知らしめよというメッセージをたずさえた観音様のお使いのような気がしてならないのです。(もっとも、稲田副会長は「いやあ、キツネが写っとってビックリしたよ」とニコニコするだけなのですが)

 武田山からの縦走の途中にぜひ岩観音に立ち寄ってみてください。また、春日野団地にお住まいの方には、気軽な登山の環状コースとしてもお薦めです。もしかしたら、あなたの前にも観音様のお使いのキツネがあらわれるかもしれませんよ。

Iwakannon
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コメント

素晴らしいですね!先人の努力がよく分かります。久し振りに三谷川源流から七曲りを歩きました。降りてるうちにいつのまにか上観音に出ました。岩観音を通り過ぎたみたいです。以前皆で祠を苦労して運んだのに場所が分からなくなりました。もう一度チャレンジです。看板がたくさんありましたが岩観音だけ見落としたかな?

投稿: 阿部幸司 | 2018年8月26日 (日) 14時02分

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