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2007年7月

2007年7月31日 (火)

武田山から平和について考えよう

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 もうじき62回目の8月6日がめぐってきます。
 被爆者の高齢化が進む一方で、今年は「原爆しょうがない」発言による久間防衛大臣の辞任や米国の核不拡散問題特使による原爆使用正当化発言などの問題が相次ぎ、被爆の実相を伝え継承していく取り組みの重要性がますます高まっています。
 昨年、このブロクでは4回にわたり「原爆献水(げんばくけんすい)」を取り上げ、お伝えしてきました。

 過去記事はこちらから→『原爆献水』をご存じですか(1)
                『原爆献水』をご存じですか(2)
                『原爆献水』をご存じですか(3)
                『原爆献水』をご存じですか(4)

 「原爆献水」は、原爆被害の恐ろしさだけでなく現在の環境問題も同時に考えさせられます。過去から現在そして未来を結ぶ教材として、広島市民、とりわけ子ども達ぜひ知ってもらいたい取り組みです。
 武田山のふもとの広島市立祇園中学校(ひろしましりつぎおんちゅうがっこう)では、来る8月7日(火)8時30分から同校体育館で行う平和集会に50年以上にわたって原爆献水を続け、広島市民賞も受賞された宇根利枝(うね としえ)さんを招き、話しを聞くことになりました。
 中野正巳(なかのまさみ)校長先生は「生徒達だけでなく、保護者や地域の人にもぜひ話しを聞いてもらいたい」と話されています。子ども達と一緒に宇根さんの話しを聞いて、武田山から平和について考えてみませんか?
(祇園中学校平和集会についての問い合わせは、祇園中 TEL082-874-0055へお願いします) 

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2007年7月27日 (金)

夏休み最初の休日は大にぎわい(2)

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 普段は静かな青原広場に子ども達の歓声が響きます。
 7月21日(土)・22日(日)に行われた「カブトムシ捕り」には約50名の親子やみどり会のメンバー、ブログを見て駆けつけてくださった地域住民の方などが参加しにぎやかに開かれました。
 21日(土)に青原広場脇の三鬼堂跡(さんきどうあと)に集合した一行は、福原先生からカブトムシの生態などの話しを聞いた後、親子でペットボトルトラップづくりに挑戦しました。カッターナイフでケガをしないようにペットボトルの口と肩口を切り取り、線香で水抜きと木に取り付ける紐を通す穴を底面と側面にあけ、切り取ったペットボトルの先端を逆さにかぶせて黒いビニールを全体に巻き付け紐を通して完成です。
 福原先生が寄贈されたホオの木の苗を子ども達全員で植樹し、記念撮影したあとで、クヌギの木など思い思いの場所へカブトムシをおびき寄せるエサのバナナを入れたトラップを仕掛けました。
 トラップを仕掛け終えた一行は青原広場をあとにし、もう一カ所「秘密のカブトムシ山」に向かいこちらにもトラップをしかけました。
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 翌22日(日)はあいにくの小雨模様でしたが、カッパを着た子ども達が続々集まりました。三鬼堂跡にしかけたトラップには残念ながらカブトムシは見つかりませんでしたが、「秘密のカブトムシ山」では4・5匹のカブトムシが一つのトラップに入っているのも見つかり、子ども達はみな大喜びでした。
 里山環境保全みどり会では、子ども達が自然とふれあうイベントをこれからも企画・応援していきたいと思います。

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2007年7月26日 (木)

夏休み最初の休日は大にぎわい(1)

 「安佐南中学校区には日本一クラスの水質の『大町観音水』というわき水があるんですよ」
と言うと、
 「ええっ、そうなんですか」
と皆さん一様に語尾をあげて驚かれます。続けて、
 「場所は安佐南中学校の裏の山で、駐車場はないですよ」
と言うと、
 「ええっ、そうなんですか」
同じセリフでも今度は語尾が下がってしまう人が大半です。
 
 でも、とにかく実際に見てもらわないと話しが始まらないということで、『大町観音水現地見学会』は、台風の影響で一週延びた先日、7月21日(土)に行われました。当日の朝は新聞記事になるほどの深い霧で実施が危ぶまれましたが、飛び入りの高校生3人を含む総勢16名が参加、古市公民館を出発し、安川通りを通り大町郵便局経由で観音水をめざしました。
 団地入り口の坂を少し上ると「武田山登山口 大町コース」の看板が出迎えてくれます。登山道脇の木に取り付けられた樹名札の説明を「大町アルキニスト」の原田さんに伺いながら山道を歩くこと約15分、大町観音水に到着したときには皆汗がふきだしていました。水道水ではない山の水を飲むのを渋っていた高校生も口に含むと「冷たくておいしい」と言ってくれました。
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 観音堂跡で観音水の世話を続けている高木さんらに話しを伺い、一行は二手に分かれ、元気のあるグループは途中「大町古墳」を見学し、ガガラ山に登りました。標高200mの山頂には黒く熟すと食べられるイソノキが今は赤い実を沢山つけていました。山頂から下り、武田山との間にある「目薬峠」から左手の谷筋をもどり観音水で休憩していたグループと合流しました。

 安佐南中学校運動場裏へ抜けるこの道から観音水へ向かう分岐の側には、親子連れでも楽しめるように武田山山頂にある「弓場跡」を模して、高木さんが「ちびっ子弓場」を整備され、一行は童心に帰って手づくりの弓矢で的をねらいました。
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 山道に分かれを告げて、団地を進み県営住宅跡地のすぐ側にあるのが「金蔵寺の戦いの碑」です。今は崩れかけた小屋が建ち、寂れた感じがしますが、砂防ダム建設の設計を変更して残されることになった巨大なクスノキが見守るこの場所も、公園化してもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。
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 古市公民館に戻る頃には、真夏の太陽が照りつけ全員少々バテぎみでしたが、『安佐南中学校区のお宝 大町観音水』をもっとPRしたいという気持ちがますます強くなった一日でした。

 山といっても大町駅から徒歩約30分、市内中心部から1時間もかからず行くことのできる名水です。逆に団地のすぐそばの山道ですが、一歩踏み出すと町のなかとは全く違う風景を楽しむことができます。口に含むと喉の渇きをいやしてくれるスノキや天ぷらにするとおいしいコシアブラやタカノツメなどの山菜も沢山自生しています。
 この日歩いたコースだけでなく時間や体力に合わせて色々なコースを組むことができますので、ぜひあなたも一度足を運んでほしいと思います。

 次回は、8月4日(土)午前9時から古市公民館で『大町観音水PR大作戦』作戦会議を行います。興味のある方は古市公民館(電話877-2677)までご連絡ください。

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2007年7月20日 (金)

満を持して登場!「里山環境保全みどり会」

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 ホームページリニューアル後のもっとも大きなニュースをお伝えします。(その割にはタイトルと画像だけで何日もほったらかしにしていましたが…)

 昭和15年に結成され、その後休眠状態となっていた保勝会の活動を再開させて丸2年、登山会の実施や登山道の整備の取り組みの結果、他のボランティアグループの活動ともあいまって、武田山は県の史跡にもかかわらず頂上に登っても展望もきかない、道は整備されておらずまともな標識もないという過去の状態から、子どもからお年寄りまで親しめる里山に生まれ変わりました。また、行政もやっと重い腰をあげ、広島市の「ふれあい樹林制度」の創設や、広島県の「森林税導入」など、民有林を含めた森林整備・里山回復の取り組みを始めようとしています。
 これまでの取り組みは行政の動きの一歩先を進むものと自負しておりますし、その取り組みについて継続・発展させていくことは社会的な要請でもあり、何より私たち自身が非常に楽しみにしているところでした。
 今年6月、これまで「武田山・火山保勝会」の名前で行ってきた里山整備の取り組みを維持していくために、保勝会の副会長であった稲田武義さんを中心に「里山環境保全 みどり会」をあらたにスタートさせることになりました。当ブロク管理人もメンバーの一人に加えていただいています。

 みどり会会則(PDF形式)はこちらをクリックしてください

 今年度は、火山公園から水越峠までのスポットを結び「鹿ヶ谷自然道」として整備していくことを目標に、土地所有者の承諾を得て東山本川上流青原広場わきの三鬼堂周辺の公園化の取り組みや、ビオトーブの整備、炭焼き、ホタルの育成など、自分たちで楽しみながら武田山に来られる皆さんに喜んでもらえる活動を進めています。11月25日(予定)には三鬼堂で「もみじ祭り」を開くべく準備も始めているところです。
 
 皆様のこれまで同様のご支援を賜りますようよろしくお願いします。

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明日は大町観音水現地見学会

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 雨天のため現地見学会が延期となった7月14日、そごう新館9階の茶室で開かれた「石州流宗家広島県支部担当茶会」に大町観音水が提供されました。 大町観音水でたてたお茶はきれいな緑色になり、口にした参加者のみなさんからは、

 「まろやかですね」
 「甘いですね」
 「どこにありますか?誰でも行っていいですか?」
 「抹茶がとてもなめらかで美味しい」

と口々にお誉めの言葉をいただき大好評でした。

 通人もうならせた大町観音水の現地見学会は明日、7月21日(土)9時古市公民館集合です。あなたも大町観音水を訪ねてみませんか?
(現地見学会の問い合わせは古市公民館 電話877-2677まで)

          (写真・情報提供 城山良子さん)

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2007年7月18日 (水)

虫大好きキッズ集まれ

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 山本の里山を昔のようなマツタケ山に蘇らせたいと、秘かに遠大な計画を企てておられる山本4丁目の福原整形外科の福原知彦さんは大の子ども好きです。
 このたび、整備のすすむ水越峠の入り口の「青原広場(あおばらひろば)」で虫取りの楽しさを子ども達に体験してもらうイベントを企画し、参加を呼びかけておられます。

 夜行性のカブトムシやクワガタムシは昼間なかなか姿を見せることがありません。そこで考えたのが、1~2リットルのペットボトルを加工した”ペットボトルトラップ”という「わな」です。飲み口部分を虫が通る大きさにひろげて肩口部分から切り取り、底に秘密の「エサ」を入れ、切り取ったペットボトルを逆さにかぶせてできあがりという簡単な構造ですが、夜の間に「エサ」に誘われたカブトムシなどがいったん入り込むと、決して逃げることができないという優れものなのです。日程は、
                                        
  7月21日() 青原広場集合                
            午後1時より「ペットボトルトラップ」づくり
            (30分~60分ぐらい)
            木に仕掛けて下山
  7月22日(
) 早朝「トラップ」の回収


となっています。8月の盆明けには、2回目も予定されています。
 どんな成果が出るのか、今から楽しみですね。くわしくは福原整形外科(電話874-3001)までお問い合わせください。
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←これが“ペットボトルトラップ”です!

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2007年7月17日 (火)

これはひどい!せっかくの登山日和が…

 梅雨のまっただ中やってきた季節はずれの台風。幸い広島では大きな被害は出ず台風一過の日曜日、21日の大町観音水現地見学会の下見を兼ねて久しぶりに武田山に登ってきました。
Imgp638001  午後からの山登りで雲は多めでしたが、いつもはシルエットだけの遠方の山々もクッキリ鮮明に見え、疲れの吹き飛ぶ最高の登山日和でした。頂上で出会った中学校2年生の二人連れ、おじいちゃんと小2と小4の孫の三人連れも景色を満喫していました。

 「疲れも取れたし、さあ帰ろうか」と後ろを振り返ると何だか様子がおかしい。なんと、御守岩のそばの木の樹皮が数十㎝にわたって大きくはぎ取られているではありませんか!
Imgp638201 (↑あまりの怒りにカメラまで不調に)
 カッターナイフなどで出来る仕業でなく、ナタのような大きな刃物ではぎ取ったもののようです。一体何者が何の目的でこんなことをしたのか想像もつきません。
 以前から登山道に設置した指導標に落書きをしたり、引き抜いて捨ててしまう不届き者は出没していましたが(過去記事「カーナビ男VS引っこ抜き男」)、さらに昨年から今年にかけては、何者かが木の枝に火をつけるという不審火事件も何回か起こっています。幸いいずれも発見が早くて大事に至っていませんが、登山道の整備が進んで多くの登山者が訪れるようになった反面、その中にこのような非常識な行動をとる者がまぎれこんでくるのはとても悲しいし、腹立たしいことです。
 山を愛する人に悪い人はいないと信じたいのはやまやまですが、不審な行動をとる者を見かけた場合は特徴を覚えて、警察等への通報をためらわないでいただきたいと思います。(人気のない山中で声をかけて一対一で対峙するのは、自分の身に危害がおよぶおそれもあるので避けるのが無難です)また、このブロクへも情報をお寄せください。

 子ども達が安心して登れる山であり続けるよう、見守りを続けたいと思います。

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2007年7月13日 (金)

大町観音水現地見学会は21日に延期

 明日予定されていた古市公民館「まちづくりプランプロジェクト(安佐南中学校区)」の大町観音水現地見学会は、21日に延期となりました。台風上陸、降水確率100%じゃあどうしようもありません。
 「行ってみようかな。どうしようかな。」と悩んで、まだ申込みをされていなかった方は逆にチャンスですよ!これを機会にぜひ申し込まれてみてはいかがでしょうか。
(申込みは古市公民館 電話877-2677へ)
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2007年7月12日 (木)

大町観音水現地見学会があります

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 名水鑑定で有名な広島国際学院大学 佐々木健教授も日本一クラスの水質の名水と太鼓判を押す武田山の名水「大町観音水(おおまちかんのんすい)」。
 
 当ブログの過去記事→里の名水「大町観音水」その1
               里の名水「大町観音水」その2
 佐々木教授のコラム→環境ジャーナル 健さんの水の旅日記「金銀の名水・大町観音水」(画面左の「ライブラリー」よりお入りください)

 今回見学会を企画したのは、古市公民館に誕生した「まちづくりプランプロジェクト(安佐南中学校区)」の皆さんで、この大町観音水のPRを通じて安佐南中学校区の大町・古市・中須地区をもっともっと元気にしたいとはりきっています。
 スタッフの新規募集も兼ねたこの見学会にあなたも参加してみませんか。

     大町観音水現地見学会

 日 時 7月14日(土)9:00~11:30
      (雨天の場合21日(土)に延期)
 集 合 古市公民館
 対 象 大町観音水に興味のある方
 持参物 飲み物、タオル、空のペットボトル
 申込み 7月13日までに古市公民館へ(TEL877-2677)

古市公民館の位置と当日の詳しいコースはこちらをご覧ください 
 

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2007年7月10日 (火)

今年もホタルが舞いました

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 祇園西公民館が3カ年計画で進めている「ホタル☆の飛ぶまちづくりIN山本川」。2年目の今年は、昨年の東山本川上流新堤(しんづつみ)(A)と青原広場(B)の2カ所から、春日野団地上のモリアオガエル池(D)、春日野団地西づめ大塚谷入り口の池(E)、丸山七曲がり登山道入口の休耕田(F)、御鉢山墓苑下の小池(G)、畑組丸子集会所付近(H)と放流地を大きく増やしての挑戦でした。また、放流地選定のロケハンの途中に祇園中学校運動場裏(C)にヘイケボタルが自生しているのが見つかるなどうれしい発見もありました。
 小雨の影響からか飛び始めるのが昨年よりも遅く、昨年なかった街灯がつけられるなどホタル生育には厳しい条件もあり、どちらも大発生とはいきませんでしたが、淡い光をはなって飛ぶ姿は近所の住民の目を楽しませてくれました。
 今年冬の放流に備えての、メスの成虫も昨年より多く確保することができ、現在祇園西公民館渡辺館長を中心に採卵の準備をすすめています。
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 6月9日には祇園西公民館で「ホタルまつりIN山本川」が開かれ、地元のお母さんグループによるペープサート(紙に書いた絵を棒で動かす日本生まれの人形劇)“飛べないホタル”の上演や環境カウンセラーの平岡喜代典さんの講演など多彩な催し物があり、150名の参加者で大いに賑わいました。
 ホタルに関心を持つ人が増えることで、地域の里山の自然や環境を大切にする機運が町全体に広がっていくことでしょう。今年ホタルを見に行けなかった人(転勤でてんてこ舞いの日々を過ごしている当ブログの管理人もその一人)も、来年はぜひホタルに会いに山へ足を運んでください。

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2007年7月 9日 (月)

清水川の水でお茶会

 リニューアル宣言をしたまま、忙しさにかまけて記事のUPをずっとサボっていましたが、その間もたくさんのニュースがありました。
 時期が大分過ぎてしまいましたが、6月23日に行われた祇園北高校文化祭では、茶道部の皆さんが、昨年11月祇園北高校の10名の生徒と地域の皆さんがボランティアで掃除をして復活させた「武田の殿様のお茶水」と伝わる由緒ある井戸「清水川」(ブログの11月の記事を参照)の水でお茶をたてて来訪者にふるまいました。
 前日に教頭先生よりご連絡をいただき、フリーライターで広島の水場を守る会を主催する錦川 鯉さんはじめ清水川復活にたずさわったメンバーを誘ってお茶をごちそうになりに行ってきました。浴衣を着た茶道部員が、少し緊張した表情で一生懸命たててくれたお茶はとても美味しかったですよ。
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 さて、清水川のその後の様子ですが、湧き出す水は石の枡から流れ出るほか、パイプを通ってふもとのTさん宅の庭の池にも流れています。昨年、掃除をした際には竹の筒をパイプの取水口に刺して流量調整をしていましたが、季節によって変動する水の量に容易に対応できるようレバー式の水栓を大町の高木さんにお願いして作っていただき、7月8日に取り付け作業を行いました。
 高木さんには清水川の立派な看板や、一番上の枡の蓋、すてきな竹のコップなども作っていただいています。いつも無理なお願いをきいていただきありがとうございます。
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