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2007年8月

2007年8月 6日 (月)

武田山の名水を原爆供養塔に献水

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 8月5日夕方、武田山の名水、大町西の『大町観音水』、祇園5丁目の「清水川」、東山本の「水越名水」をそれぞれ500mlのペットボトルに採取し、原爆献水は名水を供えましょう」と呼びかけておられる広島の水場を守る会代表、名水フリーライターの錦川 鯉(にしきがわ こい)さんに託しました。
 全国から届けられた名水とともに、8月6日早朝、平和公園内の原爆供養塔に献水されました。原爆で「水をくれ、水をくれ」とうめきながら亡くなった多くの犠牲者を悼み、核兵器のない世界の実現に向け祈る一日です。

錦川さんのホームページ『錦川鯉の名水賛歌』に”'07原爆献水 お礼とご報告”がアップされました。(8月8日)
      

http://hc2.seikyou.ne.jp/home/n-koi/kensui07.html

 また、大町観音水のお世話や清水川の看板や蓋の設置、取水口への水栓取り付けなどボランティア活動を続けておられる大町の高木さんも、8月6日、大町観音水と清水川の水を独自に原爆供養塔に献水されました。
Sdscn0255(写真提供 高木様)

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2007年8月 3日 (金)

宇根さんと滝に打たれる自然体験

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 8月1日、己斐の『滝の観音』宇根利枝(うね としえ)さんと一緒に滝に打たれる自然体験を行いました。

 滝の観音は、広電己斐団地のボンバス車庫の裏手にある教順寺(きょうじゅんじ)という住職のいないお寺で、昭和30年にこの滝と出会った宇根さんに、その後50年におよぶ献水の取り組みを決意させた「広島の原爆献水の原点」というべき場所です。

 昨年の名水登山会以来、祇園北高校下の「清水川清掃」などたびたび活動に協力していただいている、「広島の水場を守る会」代表で名水フリーライターの錦川 鯉(にしきがわ こい)さんが、教順寺の管理をされている地元の総代の皆さん(30世帯)の許可を得てお寺の庫裡を一週間借り、宇根さんの原爆献水の原点を追体験する「滝に打たれる自然体験」(注:特定の宗教・宗派とは無関係の行事です)を呼びかけられています。

 滝に打たれる自然体験/原爆献水は名水を供えましょう。
 http://hc2.seikyou.ne.jp/home/n-koi/mamorukai.html
 録画映像での参加の呼びかけ
 
http://easthome.info/modules/bulletin/index.php

 「1日には宇根さんが2年ぶりに滝に打たれるのでおいでなさい」と錦川さんにお誘いをいただきバイクをとばして教順寺に向かいました。
 当日集まったのは宇根さん、錦川さんのほか「広島の水場を守る会」のメンバーの方(男性2名、女性1名)。境内には錦川さんが献水台として広島市に提案されている「水琴窟(すいきんくつ)」が奉納されています。
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 境内を掃除し、錦川さんの用意した白い胴着(宗教行事に見えないよう選定に気をつかわれたそうです)に着替え滝に向かいます。
 落差7メートルほどの決して大きくはない滝ですが、手を伸ばして水に触れるとはじきとばされそうな勢いです。意を決して肩口から滝に打たれると、「冷たい!」「目が開けられない!」。
 なんとか足を踏ん張り打たれ続けると、徐々に冷たさ、水の勢いになれてきます。落ちてくる水は、水道の蛇口をひねって出てくる水のように常に一定ではなく、微妙に量が変化し脈動しています。同じ姿勢で打たれているのに、ある瞬間、肩がすぅーと軽くなります。水が意志をもって語りかけて来たように感じ、滝からあがるとなんともいえずすがすがしい気分です。
 参加者が一巡し、最後はいよいよ宇根さんです。ゆっくりと歩を進め、滝に一礼して片方づつ肩から滝に入り、静かに手を合わせます。宇根さんの口から何か聞こえてきます。お経を唱えておられるのかなと思いましたが、そうではなく「戦争がなくなりますように」「世界に平和がおとずれますように」と祈りの言葉でした。小柄な宇根さんがとても大きく見えました。

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 滝からあがられると「みんなありがとうね」とニッコリととてもすてきな笑顔です。
 濡れた胴着を乾かして、庫裡で昼食をいただき宇根さんの話しを伺いました。庫裡は扇風機が1台回っているだけですが、滝の打ち水効果でしょうか、窓を開け放つととても涼しいのです。アスファルトとコンクリートに囲まれた町中では味わえないなんとも贅沢な気分です。

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 宇根さんが話すエピソードの数々は、小さい体のどこにそんなにエネルギーと好奇心が詰まっているのかと半ば(というかほとんど)あきれるほどで、錦川さんのつけたニックネームは『台風ばあちゃん』
 この台風、必要と思えばどこへでも乗り込んでいって、まわりをどんどん巻き込んでしまいます。しかし、本物の台風と違うのは巻き込まれたその人たちの心に優しい花が咲いていくことです。
 この日聞かせていただいた献水に使うコップの話しや全国100名水に選定された各自治体へ献水の依頼をした際の水を入れる容器にまつわる話しなど、宇根さんに巻き込まれた広島の企業の秘話(聞いていて感動で涙が出そうになりました)は、また別の機会にぜひ紹介したいと思います。

 滝に打たれる自然体験は8月6日まで行われます。参加希望者は下記へ予約の連絡をお願いします。

広島の水場を守る会事務局担当 中村 一夫
 電話:082-255-0336 
 携帯:090-1681-8784 (8/8まで通話可)

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