« 9月15日、「こうじ君のなぜなぜ豆辞典!」で石組堰堤が紹介されました | トップページ | 炭焼き体験会を開催、ニュースで放映されました »

2008年9月21日 (日)

全国各地の大学生が青原広場へやって来た! 

 9月21日(日)、祇園町商工会の「地域資源∞全国展開プロジェクト」事業の一環として、「里山体験ボランティア・モニターツアー」が開催されました。

 平成18年に早稲田大学が全国 700 の大学に呼びかけ、それぞれの大学がひとつの山・森の管理に貢献しようという自然保護活動のネットワーク「一学一山運動」がスタートし、地元の広島経済大学興動館もこれに賛同し平成19年より学生を「環境保全型森林ボランティア」の活動に派遣しています。
 平成20年度は9月10日~24日に岡山県新見市で地元の森林組合の指導の下、人工林の間伐などの活動が行われていますが、この間の一日を広島に招いて武田山の竹林整備に活躍をしてもらおうという企画です。

 みどり会は、この企画に学生の活動場所として青原広場を提供、今年6月に大町地区に誕生した「武田山の緑を守る会」(略称:里山の会、野地貞夫会長)の皆さんとともに早朝の武田山登山の引率、青原広場での竹の伐採の指導にあたることになっていました。22日に予定してる「炭焼き体験会」で窯につめる竹炭の材料づくりも兼ねており、20日土曜日には、学生に伐採してもらう竹にペンキで目印をつけたり、テントを張ったりと準備も万端整えました。
Photo_5
 ところが当日はあいにくの雨。豪雨に雷、警報まで出る状況で武田山登山は断念、急遽スケジュールを変更し、午前と午後の日程を入れ替え、午前中ワークショップ、天候の回復を待って午後から青原広場での作業を行うことになりました。

 みどり会メンバーも興動館に集まり、9時からスタートしたワークショップは、みどり会、里山の会、そして「広島市シニア創業支援事業」の認定を受けチッパー機(樹木粉砕機)のレンタル会社「フジ・エコテック」を今年1月に起業された藤川伸也さんの講演の後、6つのテーブルに分かれ「里山整備ボランティアツアーの魅力・持続・発展について」というテーマで、30名の学生が地元住民と熱く語り合いました。
 海外でのボランティア活動の体験をもつ学生も多く、ひたむきで熱意ある姿勢でどんどん意見を出すそのエネルギーに圧倒されつつもなごやかに話し合いは進み、それぞれのテーブルごとにまとめの発表を行いました。
Photo
 昼食は、この日初登場の「武田山弁当」の試食会でした。制作担当は祇園大橋北詰の「おこわよしき」(安佐南区長束2-11-11、Tel082-509-3616)さんで、笹の葉でくるまれた3種のおこわを中心に祇園特産のパセリなども入った色鮮やかなお弁当でした。まだ、販売時期も価格も決定していないとのことでしたが、店頭に並ぶ日を待ち遠しく感じました。
Photo_2
 学生たちは弁当の割り箸を回収し、持参の“My箸”でお弁当をいただいていました。「資源を大切に」というその意気や良し。しかし、日本国内で出回っている割り箸の多くが中国製で、材料となる原木の伐採が環境破壊につながると批判があることは事実ですが、日本国内ではもともと間伐材を利用して割り箸は作られていました。森林の健全育成に間伐は欠かせず、間伐によって伐採された木で作られた製品が市場に流通するサイクルを確立することなしには林業経営も成り立ちません。
 そのあたりの事情は十分理解した上で進めている学生たちの“My箸”運動だと思いますが、「木を一本でも切ることは悪」と言ってはばからない「よく解っていない似非エコロジスト」が割り箸を環境破壊のシンボルのように取り上げてきた経過もあり、これと混同されてしまわないかちょっと心配になりました。間伐材利用のアイディアの発信なども若い感性で積極的に進めていってほしいと思います。
Photo_3
 午後からは、雨脚も弱まりスタッフの車に分乗して青原広場に向かいました。
 学生たちに整備してもらう予定の場所は、ヒノキ林に竹が侵食し樹勢を弱めている青原広場奥の里山です。学生たちは皆、地下足袋姿でやる気満々で青原広場へ到着しましたが、帰りのバスの時間を逆算すると活動時間が足らず、竹の整備作業は断念せざるをえませんでした。
 代わりにチッパー機の実演見学、記念植樹を行い、翌日の炭焼き体験会で取り出す予定の炭を特別に窯開きして中を見学してもらいました。女子学生は、ドングリやクリの実でつくった「お花炭」に興味津々の様子でした。
Photo_4
 あっという間に時間が過ぎ、学生代表からお礼の言葉があり全員で記念撮影、学生たちは爽やかな風を残して青原広場を去っていきました。その直後から陽が差し始め、天候だけはなんとも恨めしい一日になりました。

|

« 9月15日、「こうじ君のなぜなぜ豆辞典!」で石組堰堤が紹介されました | トップページ | 炭焼き体験会を開催、ニュースで放映されました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108583/42551901

この記事へのトラックバック一覧です: 全国各地の大学生が青原広場へやって来た! :

« 9月15日、「こうじ君のなぜなぜ豆辞典!」で石組堰堤が紹介されました | トップページ | 炭焼き体験会を開催、ニュースで放映されました »