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2009年3月

2009年3月20日 (金)

今年もホタルの飛ぶまちづくりを進めます

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 山本地区での、ホタルの飛ぶまちづくりは今年も続いています。
 ホタルの幼虫がすくすく育つように、ホタルの生息地付近をきれいに清掃します。親子でぜひ参加してみませんか。

     東山本川源流の清掃

日 時 4月5日(日)10時~正午(小雨決行)
集 合 東山本 新池上流のホタル生息地
持参物 水筒、タオル、軍手、長靴、長袖作業服など
対 象 関心のある方どなたでも(小学生以上)
申 込 不要
主 催 広島市生活衛生推進員・祇園西公民館
協 力 上組自治会、里山環境保全みどり会、山小PTA「おやじの会」、祇園中生徒会、武田山・火山保勝会


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2009年3月17日 (火)

がんばるお父さんを応援します

 3月8日、神武天皇の烽火伝説(ほうかでんせつ)の残る標高488mの火山(ひやま)の頂上でユニークなイベントがありました。

 そのイベントは、伴小学校(広島市安佐南区沼田町伴6153 梶川明利校長 児童数664名)PTAの“伴小お父さん協力隊”による体験企画「火山のてっぺんで伴小学校校歌を歌おう」で、参加者は伴小学校の親子50名の皆さん。
 JA伴支店に集合し三菱団地経由で火山に登る低学年向きのコースと、アストラムライン・JRを乗り継いで下祇園駅から武田山経由で火山に登る中・高学年向きのコースの2コースに分かれて出発、火山の頂上で合流して、「♪火山の緑 美しく 出合いの水の 澄むほとり…」という校歌を一緒に歌い、地域の良さを見直そうというものです。

 2月11日、“伴小お父さん協力隊”の方がコースの下見をされた際に、「鹿ヶ谷ふれあい広場」を休憩ポイントに利用したいと申し出があり、みどり会はこの企画に協力をさせていただくことになりました。
 家庭の教育力の低下が言われ、子育てに父親も積極的に関わっていこうと、今はほとんどの小中学校で“伴小お父さん協力隊”のような「おやじの会」が組織され、いろいろな活動をされていますが、その中でも今回の企画はお父さん達の頼もしさが山登りの体験を通じて子ども達に伝わるとてもよいものだと思いました。
 隊長の原田さんにお話を伺うと、昨年は夏休みの最終日に小学校へ泊まり込んで、竹筒でご飯を炊いたり、外で親子で風呂に入ったりという体験を行い、今回が第2弾の企画になるそうです。

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 さて、その企画当日。
 朝8時30分に下祇園駅で元気な親子20名をお出迎えし、街並みをぬってみどり会の活動拠点「鹿ヶ谷ふれあい広場」をめざします。歩道のない狭い道が多く、車も頻繁に通るので子ども達の安全には気をつかいます。
 ふれあい広場では、養祖さんと高木さんが一行を出迎えます。高木さんからは、昨年の「興動館まつり」や「もみじまつり」で子ども達に好評だった竹笛をプレゼント。もちろん今回も子ども達は大喜びです。養祖さんからは鹿ヶ谷自然道の整備、安芸武田氏と銀山城の歴史、火山の神武天皇烽火伝説について解説があり、これには同行のお父さん達も聞き入っていました。

 トイレ休憩を終え、養祖さん、高木さんともどもふれあい広場を出発、「海の見える丘」を通り水越峠経由で武田山の山頂をめざします。
 尾根の急坂を息をはずませて登り到着した弓場跡(ゆみばあと)では、親子で弓矢の試写を行いました。平成17年に藪を刈り整備された際に、地元住民の手により手作りを弓矢と的が置かれ、登山者を楽しませています。最近弓矢の数が減っていたことから高木さんが、今回の企画のため補充用に弓矢を作って持参しました。
 町の中では「危ないから」と遊ぶ機会のない弓矢も、ここでは思いっきり遊べます。最初コツがわからなくて上手く飛ばせない子どもも、お父さん達の手ほどきですぐ上達します。いつまでも遊んでいたい弓場跡ですが、先を急いで頂上へ向かいます。もちろん遊んだあとは子ども達みんなで矢をひろい、次の人が楽しく遊べるようにきちんと並べてから出発です。

 武田山の山頂は、曇りの天気予報を子ども達の元気で吹き飛ばした青空で、市内のデルタがくっきり見渡せます。山頂では養祖さんが銀山城(かなやまじょう)の仕組みについて解説しました。三角点のある御守岩台(ごしゅいわだい)の「左袖(ひだりそで)」の構造(頂上へ攻めてくる敵に身体全体を晒さないように左側から弓矢を射かけるため)や館跡(やかたあと)に残る不思議な岩の凹み「鶯の手水鉢(うぐいすのちょうずばち)」を全員で見学し、頂上を出発しました。
 下山は、観音堂跡(かんのんどうあと)から下高間(しもたかま)を通り、馬場跡(ばばあと)の手前から、2年前に整備した水越峠に向かう新道を通りました。尾根の急坂を下るよりもこちらの方が少々遠回りとはなりますが、「歩きやすい」と好評でした。

 みどり会の面々は、水越峠で一行を見送り、先の安全を祈りながら下山をしました。
 この日はひろしまケーブルテレビの山中さんと中国新聞の新田記者が取材に来ており、翌日の朝刊に火山で校歌を歌う元気な子ども達の写真が載り、行事の成功の様子にこちらまで楽しい気分になりました。

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 国が1月に公表した「全国体力テスト」の結果では、広島県内の中学生の「体力合計点」が、男女とも全国47都道府県で30位と低迷し、その中でも広島市の中学生男女の得点の伸び悩みが指摘されています。(中国新聞の関連記事)
 教科の授業時数確保のために特別活動の時間が削られ、今は広島市の小学校には「遠足」という学校行事はありません。不審者の横行で、下校中に友達と寄り道して遊んで帰ることもできない(許されない?)時代では体力低下もいたしかたないことなのかもしれません。
 子どもの学力の向上や安全確保はもちろん大事な事です。しかし、子どもが野山に入って汗や泥にまみれて遊び、時にはケガもして自分でリスクを管理する能力を身につけていくことも、自立した大人に成長していくためには欠かしてはならない経験だと思います。

 学校ではできないそんな経験を、ぜひ家庭の中や地域で“お父さん”が子ども達に与えてやってほしいと思います。今回の企画のお手伝いを通して、“伴小お父さん協力隊”の素敵なお父さん達に出会えたことは本当に嬉しいことでした。当日の晩、お礼の電話をくださった隊長の原田さんとは「山を越えての交流を続けていきましょう」と、またの再会を約束しました。

 「鹿ヶ谷ふれあい広場」には電灯も自動販売機もありませんが、町の喧噪から離れ自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。ぜひたくさんの“お父さん”に子どもと一緒に体を動かし語り合う場所として活用してもらいたいと願っています。
 みどり会はがんばるお父さんを応援します!

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口田の「大人のかくれ家倶楽部」を再訪

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 昨年9月に見学をさせていただいた(関連記事はこちら)ことから、「大人のかくれ家倶楽部」(ホームページはこちら)の皆さんとの交流が始まり、昨年の「もみじまつり」には、代表の木戸敏明(きど としあき)さんを始め10名あまりの皆さんが鹿ヶ谷ふれあい広場へ足を運んでくださいました。
 そこでビックリ!みどり会メンバーの山本さんや養祖さんと木戸さんは同じ職場で働いていた同僚で旧知の間柄。お互いに里山整備の活動を行っているとは知らず、思わぬ再会となりました。また、大人のかくれ家のホームページにいつも素敵な写真と記事をアップしておられる広報担当の阿部さんもみどり会の高月さんと昔の同僚で30年ぶりの再会と2度ビックリ、不思議なご縁に話しが弾みました。
 後日の再会を約束し、3月7日(日)、今度は稲田さんら5名のみどり会のメンバーで大人のかくれ家倶楽部を訪問しました。

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 県道まで木戸さん自らが出迎えに来てくださり、車をおりて大人のかくれ家に向かいます。道の脇には小川が流れ、満開の梅の花がみどり会メンバーを迎えてくれます。
 昨年9月に訪問した際にはまだ作業途中だったツリーハウスや竹のオブジェが素敵なステージは、11月に行われた「森のコンサート」にあわせて完成し、当日は400名の参加者で賑わったことはホームページで拝見していましたが、あらためて整備の進んだ様子には感激しました。
 初めて訪問するメンバーは、年配の男性だけでなく、女性や若い方、子どもの姿もあり、ヘルメットに名札を着用し、それぞれが自分で仕事を見つけて整然と作業される皆さんの様子に関心しきりです。
 木戸さんがスタードームやシイタケの栽培場、ツリーハウスを一つひとつ丁寧に説明してくださいます。完成したツリーハウスは障子やゴザなど内装も整い、森のコンサートの記念写真が飾られていました。

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 子どもの歓声が聞こえるので、テラスから目を下にやると10mの高さの木から長いロープが下がる「ターザンブランコ」で遊んでいます。森の中で遊ぶ子どもはいきいきとした顔でとても楽しそうです。
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 木戸さんから「古墳も見に行ってみましょう」とお誘いを受け、中小田古墳群(なかおだこふんぐん)に向かいます。昨年12月より整備をスタートし、大人のかくれ家から古墳のある尾根に向かう遊歩道が新しく整備されています。
 古墳に向かう途中の道でも多くの皆さんが整備作業に取り組んでおられ、どなたも笑顔であいさつをしてくださるのが印象的でした。
 平成8年に国史跡に指定され、下の道路の入口には立派な説明板がある中小田古墳群ですが、昨年訪れた際には草に埋もれ「どれが古墳かな?」という現場の様子でした。それが一変、きれいに草が刈られ長さが3m近くもある1号古墳の竪穴式石室が私たちを迎えてくれました。「邪馬台国の卑弥呼の鏡といわれる“三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)”などが出土したのですよ」と木戸さんから説明を受け、小高い丘から眼下に広がる太田川と正面に見える武田山に、古代の歴史のロマンを感じました。

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 木戸さんの携帯電話が鳴って「もう、お昼ご飯ができてますよ」とお知らせが入り、再び大人のかくれ家に戻ってきました。
 この日のメニューは、豚汁に鹿や猪の焼き肉、焼き芋においしいキムチなどの豪華なもの。みどり会メンバーもおなかいっぱいご馳走になりました。
 木戸さんと、食事をしながら地元からだけでなく南区や廿日市など広い範囲から仲間が集まっていること。地元の幼稚園や老人会が行事でたびたび訪れること。山本水害と同様、大正15年の水害では土石流が発生し2名が亡くなり、石組堰堤が築かれたこと。最初は4名でスタートし、途中でもうやめようかと思った時期もあったが「はじめたからには途中で投げ出すわけにはいきませんよ!」という当時の公民館職員の方の言葉に励まされて続けてきたことなど興味深いお話しを沢山聞かせていただきました。

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 勉強になることがたくさんあり、刺激も与えていただくとても有意義な一日になりました。帰りの車の中では「さっそく企画会議をしましょう」という声もあがりました。
 木戸代表をはじめ皆さんにはとても親切にしていただき本当にありがとうございました。

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頼もしい山の守護神

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 2月21日(日)、武田山で林野火災を想定した消防訓練が実施されました。
 昨年予定されていた訓練は前日の降雪という悪天候のため中止になりましたが、この日は快晴。
 見学のため9時前に到着した武田山団地内の「自由に子供広場」(相田三丁目69番ブロック)には、すでに安佐南消防署・安佐南区の各消防団の皆さん総勢140名が整列されていました。
 出発式の後、号令のもとキビキビと準備に移り、一人ひとりが約10kgの重さのホースを背負い標高410mの武田山山頂に向かいました。先頭のオレンジは佐東救急隊、その後に川内分団以下各消防団の皆さんが続きます。

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 30数分で先頭が山頂へ到着。山頂で点火された発煙筒を合図に広島市消防航空隊のヘリコプターが飛来し、小型動力ポンプが降下されました。山頂にいた登山者の中にはこの日の訓練のことを知らない人もおり、珍しい光景に見入っていました。

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 消防団の皆さんが機敏な動作でホースをつなぎ、山頂へ向かいます。
 火災を模した発煙筒が再び点火され、赤い旗の合図で給水が開始されます。

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 山頂から市内へ向けて、ホースから勢いよく飛び出した水が弧を描いていきます。山頂から放水が終わると、続いて一段下がった館跡(やかたあと)からも放水を行い訓練は無事終了しました。
 訓練を行う皆さんの真剣な表情に、一昨年11月に発生したガガラ山での火災の消火活動に対する感謝の気持ちと、消防署や消防団任せにせず、登山者一人ひとりが火災予防に向け自覚して行動していかなければならないという決意がフツフツとわきあがってきました。
 訓練に参加された皆さん、大変お疲れ様でした。

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