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2010年1月

2010年1月28日 (木)

里なび研修会 in 広島 に参加しました

S201001282010.1.28 中国新聞朝刊

 1月24日(日)、環境省自然環境局主催の「里なび研修会 in 広島」が、広島YMCA国際文化ホールで開かれ、里山環境保全みどり会から稲田会長をはじめ4名が参加しました。

 この研修会は北海道、山形県、栃木県、東京都、石川県、愛知県、京都府、広島県、愛媛県、鹿児島県の全国10カ所で、それぞれの地域の課題をテーマとしており、広島県では【鳥獣害対策と里地里山の再生を考える】をメインテーマとして、農地の荒廃と鳥獣被害をいかにくい止めるか。里地里山の整備を通じたバッファゾーン形成、そこから得られる資源の利用による小さな経済づくりについて学ぶことを目的とした研修会でした。

「里なび」ホームページはこちらをクリック

当日の研修会は次のスケジュールで行われました。

<午前の部>

主旨説明 (財) 水と緑の惑星保全機構・里地ネットワーク事務局長 竹田純一さん 
事例発表1
 「里山の畑を獣害から守るための忌避剤の可能性~ニホンザルとの戦い~」
  広島大学大学院国際協力研究科 渡辺麻気、山崎亙、中越信和 
事例発表2
 「里山にバッファゾーンを整備してみてわかった問題~過疎山村の現状~」
  ひろしま人と樹の会 幹事 山場淳史 
事例発表3
 「山の資源と地域の伝統産業を結ぶ~里山循環の仕組みづくり~」
 西条・山と水の環境機構 理事 前垣寿男 
事例発表4
 「過疎を逆手に取った地域づくり」
  人間幸学研究所 所長 和田芳治 

<午後の部>
フリーディスカッション
講演
 「身近な資源の利用による鳥獣害対策と里地里山の再生」
  中越信和 広島大学大学院国際協力研究科 教授

 テーマ設定が鳥獣外の被害の深刻な山間地域向けで町に近いところで活動しているみどり会にはあまり役立つことはないのではと思いながらの参加でしたが、よい意味で裏切られました。 
 最初の趣旨説明で配られた「里地里山保全再生計画策定の手引き」は、地域の諸団体や学校などと連携して里山再生を進めていく手順がよくまとめられたテキストで、武田山関係の他の団体の皆さんにも見ていただきたいと思いお願いして後日冊子をいただきました。また、このテキストは環境省のホームページで全文を読むことができますので、興味のある方はぜひアクセスしてみていただきたいと思います。

里地里山保全再生計画策定の手引きはこちらをクリック

 

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2010年1月23日 (土)

マツタケ山再生大作戦2010&新年会のお知らせ

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 かつてはたくさん採れたマツタケを、もう一度この山本地区によみがえらせようと、昨年から5か年計画の「マツタケ山再生大作戦」がスタート!(昨年の関連記事はこちらこちら
 マツタケが生育しやすい環境を整えるため、松林にたい積した落ち葉や表土をクワなどを使って取り除く作業を行った前回から1年が経ちました。
 今回も、落ち葉などを取り除く簡単な作業ですので、ぜひご参加ください。

※活動終了後、12:30より「武田山水車」にて新年会を行いますので、こちらへもぜひご参加ください。(参加費1,000円)


S2010(詳しい地図はこちらをクリック)

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2010年1月16日 (土)

千年杉を仰ぎ、広島南アルプスを一望する(2)

(前回からの続き)
 千年杉からは、地元の方の手により山頂部の「のろし台」に至る新しい道が拓かれていますが、この日はもとの道に引き返して頂上をめざすことに決め、千年杉に別れを告げました。
 登山道はよく整備されており登山道入り口から山頂までの標高差は270mほどですが、正月に食っちゃ寝の生活を続けてきた身にはなかなか足に堪えます。S_8
 落ち葉の敷き詰められた山道を息をきらせて登っていくと、道の両脇に取り付けられた樹名札の数が多く、とても目につきます。地元の方のこの山道の整備にかける情熱、使命感が伝わってきます。
 30分あまりで「くすの木台ルート」からの合流点に到着。案内にしたがって20mほど下るとすばらしい展望が得られますが、雪の残る登山道は滑りやすい急坂で戻るのに苦労しました。
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 分岐に戻るとその先は、いよいよ本日の登山のもう一つの目的地、武田山から鈴が峰に至る15kmにおよぶ縦走路「広島南アルプス」を一望できる「のろし台」(展望岩)です。 
 きれいに整備されたのろし台の眼前に広がるパノラマは、まさに期待どおりの絶景。思う存分堪能しました。
 広島南アルプス縦走にチャレンジしてみようと思われる方は、ぜひ実行前にこちらに登って縦走のイメージトレーニングをされてみてはいかがでしょう!

Shdr (左の岩が烽火をあげた跡か?)
Shdr2010010915401n_2(広島南アルプスの大パノラマ。左に見える山は荒谷山、右手奥には宮島が浮かびます)

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  この山の三角点は、「のろし台」から西へほぼ水平にのびる尾根を200m進んだ位置にあります。木々に囲まれた静かな山頂で、「嶽城跡(多計城址)」のプレートが置かれ、三段の曲輪跡が確認できました。

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 山頂部の稜線が平坦で長い山城の構造は、規模は異なりますが武田山と似ています。
 さらに似ているといえば、「ヤマバカ日記」様の岳山の記事(こちら)や「QJY休日は山にいます」様の岳山の記事(こちら)を拝見すると、なんと武田山同様の「白南天の下に埋められた埋蔵金伝説」がこの岳山にもあるというではないですか!今回は誰にも出会わない山行きでしたが、次回はぜひ地元の方にお会いして、この埋蔵伝説についても話しを伺ってみたいと思いました。

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 登りと同じルートで下山を開始。「のろし台」を少し下った大岩に立ち寄ると、ここも「のろし台」に劣らない絶景を楽しめます。
 ついつい長居をしているうちに日が傾いていきます。リュックサックの中には懐中電灯を常備しているので、ついでに夜景も楽しんで帰りました。

Sshdr2010010916151n(大岩からもすばらしい展望を楽しめます)
Ss201001091747 (夕闇に浮かぶ広島南アルプスのシルエット)

※ご注意※
 よく整備された登山道なので、初見でも夜道を無事下山できましたが、視界が限られる夜間の行動はねんざ等のけが、道迷いや転落等の事故が発生しがちです。夜景は十分な準備の元、各自の責任で楽しんでいただくようお願いします。

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2010年1月 9日 (土)

千年杉を仰ぎ、広島南アルプスを一望する(1)

1 久地の千年杉
 3連休の初日。曇りの天気予報に反して青空が広がってきたので、「山歩きと山野草のページ」様のこちらの記事を読んで、午後から久地の岳山(522m)に行ってきました。
 アストラムライン大原駅近くの大原下橋南詰信号から久地通りを北上、戸山別れ信号を戸山方面へ左折すると、すぐ「岳山(久地の千年杉)登山道案内」の立派な看板に出会います。


より大きな地図で 岳山道路案内 を表示

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 ここで一旦車を止めて道順を確認、境原登山口に向かいます。看板の前のカーブを登り、高速道路の側道を進んで城下高架橋を渡ると、正面が境原ルート登山口です。
S_2

 登山道案内の看板には、入り口から200m先のため池下に駐車場の表記がありましたが、ロープが張られ一般車両は乗り入れることができませんでした。入り口の側道わきが広くなっていたので、ここへ車を駐めさせてもらって、まずは千年杉めざしてスタートです。

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 砂利道をしばらく歩くと、案内板にあった駐車場とため池のフェンスが見えてきて、ここから山道になります。ため池の横には真新しい簡易トイレが設置されています。こういう設備があると女性も安心して訪ねることができます。地元の方の維持管理のご苦労を思い、誰もが大切に使わせていただくようにしたいものです。
S_4

 100m進むと、千年杉への分岐の看板が置かれています。左手に下り、沢をまたぎ急坂を登ると目の前に千年杉がいよいよ姿をあらわします。

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 所在地-広島市安佐北区安佐町大字久地字城下
 所有者-国(大下国有林)
 樹種-スギ 単木
 樹高-40.3m
 胸高幹周(地上1.3m高)-12.2m
 根本周囲(地上0.2m高)-8.15m
 枝下高-3.5m
 枝張り-東11.0m 西6.4m 南8.0m 北10.0m

急傾斜地に立ち、地上約2mから4mの位置で台杉型に株立ちとなります。
主な幹は7本あり、枝を多数分かち東西と南北にそれぞれ約18mの枝張りのある、円錐形状の樹幹をなします。
本寿の存在は昔から伝えられていましたが、平成16年10月に久地南岳山の会員によって確認されました。      (戸山別れ信号の案内板より)

                          
 実は登山口からここまで、わずか10分。
 案内にはちゃんと書いてあるのですが、巨木というと「人里離れたものすごい山奥」という勝手なイメージを持っていたので、拍子抜けするほどあっけない千年杉との出会いでした。しかし、数字のデータを持ち出すまでもなく、太い幹が幾本も分かれた堂々としたその姿には、ただただ圧倒されるばかりです。
 午後2時からの遅い山行きだったため、ほかに登山者の姿もなく、一人で対峙していると巨樹が語りかけてくるような気がして
きます。
(次回へ続く)

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2010年1月 6日 (水)

HOME Jステーションに“落ちない岩”登場!

Siwakannon_1 山本の“落ちない岩”岩観音全景

 1月16日、17日のセンター試験も間近に迫り、受験シーズンもいよいよ本番を迎えます。
 このブログ「武田山つれづれ日記」では、受験生応援の祈願スポットとして丸山(まるやま)中腹の岩観音(いわかんのん)を「落ちない岩」として紹介してきました。

平成18年1月24日 (火)
合格祈願は山本の「落ちない岩」へ
http://taketayama-hoshoukai.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_dfe2.html

平成20年1月19日 (土)
山本の「落ちない岩」から受験生にエールを送る
http://taketayama-hoshoukai.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_fd10.html

 平成21年1月にはひろしまケーブルテレビ様の取材を受け、2月2日~2月8日に「大ちゃんの週刊Minsai!」で『合格への道を切り開け!合格運アップのオススメスポット!』として放送されました。(番組の録画を見るにはこちらをクリック

Simgp6722_0_1 岩屋の下の祠

 今回は広島ホームテレビ様より稲田会長へ取材の申込みがあり、1月6日朝10時に報道局報道部の下門 晋(しもかど すすむ)さん(昨年末に好評のうちに最終回を迎えた「北斗晶の鬼嫁運動記者倶楽部“勝ちグセ。”」のプロデューサー。学生時代は卓球と器械体操に汗を流した細身のイケメンスポーツマン)を、みどり会のメンバー二井屋田さんと谷本さんが現地に案内しました。

Simgp6733_1_2岩屋の下の素朴なほとけ様

 取材した当日に放送というハードスケジュールで東区の才蔵寺、安佐動物公園とともに夕方のニュース番組「HOME Jステーション」で流された映像は、ユーモアにあふれきっと受験生の緊張をときほぐしてくれたことでしょう。
(当日のニュースの録画を見るにはこちらをクリック

 “山本の落ちない岩”、岩観音への道順は、「山歩きと山野草のページ」様(トップページはこちら)の、「広島南アルプス」-「丸山」-「取り付き案内」をご覧ください。

 ・ C やん谷道コース→該当ページへジャンプ(当日の取材コースです)
 ・ H 七曲がりコース→該当ページへジャンプ(「三角岩」のある参道コースです)
 ・丸山地図→該当ページへジャンプ(岩観音の位置はこちらで確認してください)

 いずれの入口からも徒歩で30分以上歩く必要がありますので、着替えなども準備してくれぐれも風邪などひかないようにしてください。

Simgp6872_3_4
明治半ばまで栄えた温泉のあった「湯つぼ跡」

 受験生の諸君!受験勉強に煮詰まったら、体を動かしてリフレッシュすることも時には必要です。岩観音手前の鉄塔から市内を見おろすと受験の事がちっちゃく思えてストレスも吹き飛びますよ!「岩観音」に御利益があるかどうか、それはあなたの努力次第です。
 がんばれ受験生!

Simgp6836_4_5 岩観音の手前にある上観音(うわかんのん)の眼下に広がる市内の光景は受験のストレスを吹き飛ばすはず

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2010年1月 2日 (土)

雪化粧の鹿ヶ谷ふれあい広場

Imgp9076_7_8  大晦日からの雪で、鹿ヶ谷ふれあい広場も雪化粧。人気のない広場にいつもとは違う静謐な空間がひろがります。
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2010年1月 1日 (金)

武田山から、あけましておめでとうございます

Imgp8911_09_10_tonemapped
 皆様、あけましておめでとうございます。
 2010年のスタートは、やはり武田山から始まります。

 早朝5時30分、ブログ管理人はブログでお知らせした初登山の集合場所「立専寺」ではなく、祇園小学校の正門前にいました。

 初登山は旧祇園町時代に始まった行事で、原学区・祇園学区体協も武田山へ登っています。(ちなみに長束学区・長束西学区体協は宗箇山登山が恒例となっているそうです。)
 今回、祇園地区からの初登山の様子をレポートしたいと思い、こちらに参加させていただくことにしたのです。
 暗い道を自転車を漕いで集合場所へ向かいます。道路には雪はないものの家々の屋根は真っ白、西の空には満月が浮かんでいます。

Photo
 正門に到着すると人影はたったの二人。この天候のため祇園町体協の行事としての初登山はすでに「中止」が決定されており、それを知らせるために残っておられたのでした。

 その中のお一人、体協役員の清水さんに「行事は中止ですが個人として一緒に登りましょう」と声をかけていただき、もう一人の方に見送られ5時40分、武田山目ざし出発しました。
 清水さんは、武田山初登山を毎年欠かさず20年以上続けてこられた大ベテラン。「今回、初めて引率する役を仰せつかり張り切っていたのですが残念です」とおっしゃられていました。
 「実は、祇園からも初登山で武田山に登っているのを最近になって知ったのですが」と切り出すと、「以前はポスターなども貼り出していたのですが、なかなか人が集まらず、最近はチラシやポスターも作っていないんですよ」とのこと。
 祇園町商工会がキャラクター「たけちゃま」を作ってPRに励んでいる武田山のお膝元の祇園地区なのになんとももったいない話です。「武田山を地域資源として活用し、町の活性化をはかるために来年はぜひ地区住民へ初登山の告知を復活させていただきたいですね」とお話しました。

 道中そんな話や市内の山登りの話を伺いながら「武田山憩いの森」へ到着、2,3センチ雪の積もる「大手道」に入りいよいよ登山開始です。しばらく行くと、わきの林の上に懐中電灯の光が見えます。
 「おーい、そっちは道じゃあないですよ!」と声をかけ、しばらくして降りてきたのはお父さんと中学生数名のグループ。遭難しなくてよかった、よかった。一緒に頂上を目ざしました。暗い雪道は滑りやすく、何よりメガネが曇って視界がきかないのが困りものです。

2010  息を切らせながら登山口から40分あまりで頂上へ到着。すでに山本消防団の皆さんをはじめ何人かが日の出を待っていました。しばらくして山本体協の皆さんも到着、頂上がだんだん賑やかになります。
 雪道を敬遠したのか年配の方の参加が少ない一方で、中学生や大学生のグループなど若者の姿が今年は特に目につきました。とても嬉しいことです。全部で100名余りの人が武田山の山頂の思い思いの場所に陣取って日の出を待ちます。

Simgp8890_l1  午前7時20分過ぎ、山の端にかかった雲の間からついに太陽が姿を見せます。山本学区体協大西会長が音頭をとって全員で初日の出に向かい万歳三唱をしました。

2010_2
 大晦日にはどうなることかと心配しましたが、今年も武田山の上から初日の出を拝む事が出来ました。天候の厳しさは、これから1年の諸情勢の厳しさを暗示するような気もしますが、どんな時にも山はいつも変わらず私たちを迎えてくれます。
 来年の初登山が今年の2倍、3倍の参加者になるよう、地域の身近な里山の魅力を微力ながら訴え続けていく決意を胸に帰途についたのでした。

3jpg  Imgp8964_2_3_tonemapped_2 

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