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2012年2月

2012年2月26日 (日)

子ども達の歓声が響いた駒打ち体験会

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 2月26日(日)、毎年人気のイベント「シイタケの駒打ち体験会」を鹿ヶ谷ふれあい広場で開催しました。公民館だよりや「広島の森づくりコミュニティネット」での募集で集まった参加者は約40名。今回は小さい子どもさん連れの家族での参加が多く、とても賑やかな体験会となりました。
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 みどり会メンバーは、朝早くから準備に余念がありません。ホダ木を並べ、手づくりの作業台を整然と並べていきます。
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 参加費500円でホダ木2本は、ホームセンター等で購入するよりもぐっとお得です。駒打ちから収穫までは2夏かかるため、誰の木かわからなくならないように番号をしっかりと彫り込んでいます。
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 本日の作業は、ホダ木にドリルで穴を開け、木片に椎茸菌を繁殖させた「種駒(たねこま)」をハンマーで打ち込むという小さい子どもたちにもできる簡単なものです。
 作業を正確かつ安全に行うためにホダ木を固定する作業台は手づくりのもので、回を重ねるにつれ進化しています。はじめは台にホダ木を固定する治具をつけただけでしたが、ドリルで穴を開ける目印となる「種駒スケール」と足元に置いて蹴飛ばしたりひっくりかえしたりしないように「種駒ポケット」が取り付けられ、グレードアップしています。
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 参加者が集まる前にまずメンバーで作業工程を確認。穴の深さの調整をすませておきます。
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 10時の開会を前に参加者が続々登場。少し肌寒い曇り空ですが子ども達は元気いっぱい坂道を登ってきます。
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 受付では竹筒に入った割り箸を選んでもらいます。割り箸には数字が書いてあり、書かれた数字と同じ数字が彫り込まれたホダ木で作業をしてもらう仕組みです。駒打ちしたホダ木は持ち帰って自宅で育てても、ふれあい広場に預けてもどちらもOKです。
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 10時10分より開会式。稲田会長のあいさつののちメンバーの森川さんから作業の説明を行いました。この日はひろしまケーブルテレビ様が取材にこられました。(2月27日~3月2日の「HICATほッとニュース」で放送予定ですのでお見逃しなく。)
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 作業台にホダ木をセットしてドリルで穴を開けます。「種駒スケール」には黒色赤色の印が交互につけてあり、まず黒色の印に合わせて穴を開けたら90度ホダ木を回転させて、今度は赤色の印に穴を開けます。これをくり返すと一本のホダ木に均等に約20個の穴を簡単に開けることができます。
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 一列穴を開けたら種駒をハンマーで打ち込んでいきます。メンバーの指導で小さい子も自分自身でチャレンジします。ドリルにハンマーと普段持ち慣れない道具ですがけが人もなく、みんな良い経験をしましたね。
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 作業を終えた子ども達に大人気だったのが手づくりのシーソー。そういえば町中の公園では最近あまり見かけない光景になってしまったような気がします。Photo
 ふれあい広場自慢のかまどで、ぜんざいを作って参加者にふるまいました。寒い屋外だから甘さや温かさが体にしみわたります。
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 ぜんざいで温まった子ども達に手づくりのおもちゃ「鉄棒大車輪」を披露するのは、メンバーの原田さんです。テレビや携帯のゲームばかりではなく、こういう楽しさも子ども達に知ってもらいたいですね。
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 この日作業したホダ木は、この後、「仮伏せ」「本伏せ」「ホダ起こし」という作業工程を経て2夏後の秋に収穫できるようになります。収穫を楽しみに、時々様子を見にふれあい広場へ遊びに来てくださいね!
 この日は、ひろしまケーブルテレビ様のほか、中国新聞 和多記者も取材に来てくだり、翌27日の朝刊に記事が掲載されました。
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2012年2月22日 (水)

伝わり続ける宇根さんの思い

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 本日の読売新聞朝刊には、このブログでもおなじみの名水フリーライター錦川 鯉さんが本名の中村一夫さんで大きく紙面に掲載されています。
 宇根さんは亡くなりましたが、宇根さんの「原爆献水」への想いは伝わり続けます。いや、伝え続けなければなりません。

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2012年2月11日 (土)

訃報

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  半世紀以上にわたり広島市内120ヶ所以上の慰霊碑に水を供え続けて来られた原爆献水のお婆さん 宇根利枝さんが亡くなられました。94歳でした。

 昭和20年8月6日のあの日、宇根さんは比治山の裏、現在の大学病院にあった陸軍兵器支廠(りくぐんへいきししょう)に勤務する母親のための託児所の保母でした。爆風で押し倒されながらも軽いけがで済んだ宇根さんは、姿の見えない子どもを捜して比治山の防空壕へ行きます。

 そこには子どもの姿はなく、顔がふくれあがり、裸のまま男か女かもわからないほど全身にひどいやけどを負った人たちがいました。舌がねじれものを言うこともできない状態で身ぶり手振りで何かを訴えます。
 「水?水がほしいん?」という宇根さんの問いかけにうなづき、ついてこようとする人たちに、「水を探してくるけえ、待っとりんさい」と言い残して、宇根さんは防空壕を出て水を探します。しかし、「毒ガスが水に混じっていて、飲ませると皆死んでしまう。絶対に飲ませるな」ときつく止められ、結局防空壕に戻ることができませんでした。

 戦後も水を飲ませてあげられなかった後悔の気持ちを持ち続けた宇根さんは、昭和30年、好きな山歩きの途中で西区己斐(こい)の教順寺「滝の観音」の清冽な水に出会います。当時は桃畑の広がる山の中で、谷あいからは復興の進む市内の街並みが見わたせました。
 この時、「この水を原爆でなくなった人たちに飲ませてあげたい」と思った宇根さんは、それ以来、広島市内をはじめとする120カ所以上の原爆慰霊をまわり水を供え続けました。

 昭和49年には広島市の原爆献水の儀式が始まり、この年から平成15年まで献水者を務め、平成16年に25歳の谷安啓さんにその役割を譲った後も、天気の良い日にはペットボトルを入れたカートを引き慰霊碑をまわっておられました。

 宇根さんの原爆献水の活動に対しては、平成16年度広島市より広島市民賞が贈られたほか、ひくまの出版より「夏の花たち ヒロシマの献水者 宇根利枝物語」(鈴木ゆき江著)という本も出版されています。

 色んな事に興味を持ち、思いついたらすぐ行動に移すパワフルでおちゃめな宇根さん、昨今の親が子どもを死なせる事件に深く心を痛め「今は本当に平和なんですか」と厳しく問い続けた宇根さん、2年近く前に偶然平和公園でお会いしたのが最後になってしまいました。ご冥福をお祈りします。

 通夜と葬儀の予定は次の通りです。

 通夜…平成24年2月12日 18時~
      広島市南区皆実町3丁目3-19「光徳会館」
 葬儀…平成24年2月13日 11時~
      会場は通夜に同じ

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2012年2月 1日 (水)

シイタケの駒打ち体験会にいらっしゃい!

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■日 時 平成24年2月26日(日)10時~14時まで
■場 所 鹿ヶ谷ふれあい広場(地図はこちら)
■定 員 40名(先着順)
■参加費 500円
■持参物 軍手、飲み物、お弁当
■申込先 祇園西公民館(電話082-875-1760)

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 里山環境保全みどり会では平成二十年から鹿ヶ谷ふれあい広場でのシイタケの原木栽培に取り組み、公民館まつりや地域のイベントでの販売で好評をえています。
 このシイタケを、あなたの手でも育ててみませんか!
 作業は、原木にドリルで穴を開けて、種駒(たねこま)を打ち込むお子様にもできる簡単な内容です。加工した原木は、自宅に持ち帰って育てていただいてもふれあい広場でお預かりしてもどちらでもOKです。
 二夏後の収穫を楽しみにしながら、おいしい空気の里山で休日の一日をお過ごしください。
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 毎年人気のこの体験会、先着順40名限定ですのでお申し込みの電話はお早めにお願いします。

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