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2013年1月

2013年1月19日 (土)

武田山から受験生にエールを送ろう

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 武田山憩いの森からのよく知られた登山コースを登っていくと、中世の昔、この武田山にあった銀山城(かなやまじょう)の「馬返し(うまがえし)」「御門跡(ごもんあと)」「千畳敷(せんじょうじき)」という三つの史跡に出会います。
 「千畳敷」は館が建っていたと伝わるかなり広い曲輪(くるわ)跡で、弓の弦のすべりをよくするために使う椿油を採るために植えられたという椿の木が沢山あります。ここを過ぎれば標高410.5mの山頂まであとわずかです。

 冬の時期、この「千畳敷」にさしかかると右手の奥に茶色い葉っぱをつけた一本の木があることに気がつくでしょう。

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 この木、枯死してしまった木なのでしょうか?
いえいえ、そうではありません。

 「この木は『ヤマコウバシ』という名前で、葉っぱが茶色く枯れても春に若葉が生えてくるまで残っているんです。葉が春まで”落ちない”ことにあやかって合格祈願のお守りにも使われているんですよ。」と、教えてくださったのは武田山の植物や歴史に詳しい帆立のnekoさんです。(帆立のnekoさんのヤマコウバシ関連のブログ記事はこちら)

 広島市植物公園では、このヤマコウバシの葉でしおりとカードを作り、平成19年に来場者サービスとして配ったところ評判となり、翌年より100円で販売を始め、今年も全国から注文が多数寄せられているそうです。
(植物公園の合格祈願「落ちない葉っぱ」販売のページ)
(平成25年1月18日YOMIURI ONLINE記事)

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 1月6日の中国新聞朝刊にも、三原市の住民グループがこのヤマコウバシの葉で受験生向けの合格祈願カードを作成し、プレゼントを始めたという記事が掲載されていました。

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 今日と明日の大学入試センター試験では、広島県内で14,828名の皆さんが受験されるなど、本格的な受験シーズンがいよいよ本番をむかえます。
 武田山に登られる際に身近に受験生がおられる方は、日頃の勉強の成果を存分に発揮して志望校に合格できるよう、この木の前でちょっと足を止めてお祈りしてみてはいかがでしょうか。

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2013年1月 9日 (水)

また安佐北区にやられてしもうた!6月に「可部連山トレイルランinあさきた」開催

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 3年前から区内の39箇所の山を対象に、登った山の数に応じて「ゴールドマスター」「シルバーマスター」「ブロンズマスター」を認定しタグプレートを贈る「あさきた里山マスターズ」制度を始めた安佐北区。
 このブログでも制度発足時より取り組みに注目してきました。(記事はこちら)
 現在では173名のゴールドマスター、225名のシルバーマスター、264名のブロンズマスターが誕生し、挑戦する人の数はどんどん増え続けているようです。

 その安佐北区がまたまたやってくれました。
 1月8日の中国新聞朝刊に「可部連山トレイルランinあさきた」の記事が掲載されています。人気の高まっているトレイルランニングのなんと全国規模のイベント開催です!

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  トレイルランニングは起伏のある山道を駆け抜ける最近人気の高まっているスポーツで、あちこちの山で走る人を見かけます。
 今回のレースは、中国電力南原研修所を発着点に、地元可部山岳会の皆さんが5年かけて整備した冠山から備前坊山の登山道を生かした2つのコースを各300名の選手が挑むもので、広島市では初めてのトレイルランの大会となります。

【レースの部】
<6月2日(日)>
・ロングコース 22km: 9:30スタート

  [募集定員300人、参加料6,000円、対象15歳(高校生)以上]
・ショートコース 16km: 10:00スタート
  [募集定員300人、参加料4,000円、対象12歳(中学生)以上]

参加資格: ロングコース/15歳(高校生)以上、ショートコース/12歳(中学生)以上の本競技特性を理解して自己責任で完走できる自信のある方で自然環境への配慮ができる方。(18歳未満は保護者の同意書)
*参加申込後不参加の場合、参加料の返金はできません。

 また、前日および当日に、トレランセミナーや2本のポール使ったフィンランド生まれの歩行エクササイズ、ノルディックウォーキングの体験会などのサブイベントも行われレースを盛り上げます。

【サブイベントの部】
<6月1日(土)>
トレイルランナー奥宮俊祐氏によるトレランセミナー [募集定員50人、参加料1,500円、レース参加者が対象]
<6月2日(日)>
ノルディックウォーキング体験会[募集定員80人、参加料(中学生以上)500円、7km歩行。レース中に開催。選手の家族等、レースに参加しない人が対象。小学生以下保護者同伴

大会公式サイト→こちらをクリック

 大会の成功を祈ると同時に、私たちの武田山、そして広島南アルプスもぜひ全国区にと勝手にライバル心の炎がめらめらと燃え上がっております。
 今後の安佐北区の動きにはますます目が離せません!

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2013年1月 2日 (水)

あけましておめでとうございます

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 あけましておめでとうございます。
今年も武田山をはじめとする身近な里山の話題をお伝えしてまいります。今年最初の話題は、もちろん「武田山初登山」。昨年に続き祇園体協・原体協の皆さんが先導してくださる祇園小学校からの初登山に参加しました。

Imgp4999  元旦の広島県南部の天気予報は「くもり」でしたが、集合時間の5時30分頃は大晦日の朝に続き雪まで降り出しました。
Imgp5009  雪にもめげず祇園小学校には約40名の人が集まりました。一昨年、昨年と段々参加者が増えてきており武田山への関心の高まりをあらためて実感します。
 予定通り5時30分に祇園小学校を出発、武田山憩いの森の登山口をめざします。
Imgp5017  所々凍結した舗装路を通り、6時前に武田山憩いの森へ到着。雪はいつの間にかやんでいます。
 装備を整えて散策コースから山頂へ向けて出発します。今回は、懐中電灯など灯火類を持っていない参加者が数名おられました。空が白み始める時刻になっても木々に囲まれた山道は暗く、木の根や岩につまづいて思わぬケガをしないよう必ず灯火類は持参するようにしてください。また、余り厚着だと歩行中に汗が出て山頂で日の出を待つ間に体が冷えてしまいますので、衣類調整もこまめに行いましょう。
Imgp5024  落ち葉が濡れてすべりやすく、道の脇には雪も残っているため慎重に進み、「馬返し」を通過。まだあたりは真っ暗です。
Imgp5034  「馬返し」からは長年の雨水でU字に深くえぐれた段差の大きい険しい道が続きます。
15分ほどで「御門跡」を通過。空は白みはじめ雲の端がオレンジ色に染まっています。
Imgp5044  めざす標高410.5mの山頂までもう一息。祇園小学校を出発して約1時間30分かかりました。
 Imgp5047  山本からの初登山参加者や安や大町方面からの登山者で、三角点のある山頂は人ですでにいっぱいです。「御守岩」ではテント持参の人までいました。カメラの三脚を立てる場所を確保するために、もう一段下の「館跡」へ移動しました。
Imgp5052  山頂で日の出を待つ人々は、ざっと数えて200人以上はいるようです。昨年よりも多い人手で若者の姿も目につきます。
 24日の新聞記事のような雲海は残念ながらありませんが、東の空は山に雲はかかっているものの日の出は期待できそうです。7時10分には原学区体協森島会長の音頭で万歳三唱が行われました。
Imgp5069  太陽が顔を出すのは武田山では7時20分頃になります。今年は山に雲がかかっているため、まだしばらく時間がかかりそうです。日の出を待つ間、山仲間や普段から山でお世話になっている諸先輩方の顔をみつけ新年のご挨拶をしました。
Imgp5086  7時33分、雲の間から太陽が姿を見せました。
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Imgp5122_3_4_tonemapped  雲が全天に広がってきて、今年は太陽光が太田川に反射してつくる武田山名物「2つの初日の出」は現れませんでしたが、太陽から光の柱が立つ幻想的な光景(太陽柱=サンピラー)をカメラにおさめることができました。
Imgp5202  太陽が昇るにつれて雲は晴れ、気持ちの良い青空が広がりました。原学区体協森島会長、祇園学区体協Oさんに御神酒やお節料理をいただき、初登山の参加者が皆下山するまで里山談義で大いに盛り上がりました。
 静かになった山頂ですが、その後も登山者は続き、雪で窓が山登山をあきらめ火山から縦走されてきたという男性には美味しいコーヒーをご馳走になりました。

 今年もより市民に親しまれる里山として武田山の整備とPRを続け、町中では得がたい人々の絆の輪が広がるようなイベントも色々な皆さんと協力しあってどしどし企画していきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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